不安や恐怖がやってきたら

 

不安症の症状も大分おさまってきて、

心療内科の先生にも「薬は3日に一回でお願いします!」

と言いながら、それを飲み忘れたりする位、体調が安定してきていた。

 

 

 

しばらくそうして過ごしていたけれど、

この所、また胸の辺りがワサワサし始めてきた。

電車に乗ったり、座って仕事をしている時なんかに

ふっと、何かが込み上げてくる。

不安症に一番悩まされていた時の、

"怖い"とか、"どうしよう"といったものだ。

 

電車に乗っている時に不安が込み上げてくると、

"このまま倒れたらどうしよう"とか

"立っていられなくなったらどうしよう"とか

"ここで倒れて、周りの人に注目されたら…"

などなど。

 

思考が限りなくポンポンと

浮かび上がってきて、

あぁそうだ、この感じ。前と同じだと思った。

 

以前はなんとかそれをおさめようとして

音楽を大音量で聴いたり

動画を見たりして、

とにかく駅に着くまで我慢しようと、

気を紛らわそうとしていた。

 

まだものごとを

ありのままに見る余裕なんかなかったから、

とにかくこの不安から、恐れから、

逃れよう、逃れようとしていたのね。

 

それで今日ふと、思い出した。

不安や恐怖を感じていた時、

一番初めにしたことは

"それで良い"と思うことだった。

 

倒れても良い。

立っていられなくても良い。

周りの人に見られたって、良いじゃない。

 

だめだ。怖いからできない。

避けたい。

そう思っても、"それで良い"ということにした。

 

今ここで倒れちゃいけないって。

今ここで立っていなくちゃいけないって。

今ここで、周りの人に見られたらいけないって。

"だれに"言われてるんだろう?

 

 恐れを、不安になることを、

我慢するのも、消そうとするのも、やめたのね。

 

 あれ、なんかもうちょっと書こうと思ったんだけど

書くこと忘れちゃった笑。

 

不安を感じたり、怖いと思うことがあったら、

”感じちゃいけない”と思わずに。

(どこかに、自分を叱る小さな怖い先生がいるの?)

 

それで、良しとしました。