ずっと手放せなかったもの

仕事中、どどどどっと浮かんできて、

まとまらないので書いておく。

 

ずっとずっと、答えを、理由を探していた。

 

理由が欲しかった。

答えが欲しかった。

安心するからだ。

 

何かが起こると、

何か必ず原因があるはずだと思って、考えた。

自分なりに答えを出した。

 

答えは、安心だった。

いつだって安心したい。

それが、自分にとっての、理由づけだった。

 

不安症もそう。

冷えのぼせもそう。

何か原因があるはず。

それがはっきりすれば、あとは対処すれば良いだけなんだから。

そう思ってた。

 

原因を見つけることが、答えをもらって安心するのと同じ役割を果たしていた。

頭で考えて、原因を探して。

理由が見つかれば、それが答えになる。

安心する。

 

何度も何度も、これを繰り返してきた。

考えて、考えて、考えて。

 

前回こうやってバラバラだったことがつながった時も

同じような感じだった。

1か月くらい情緒不安定になって。

仕事中でも泣いちゃって。

デスクに座っていられなくて、トイレに駆け込んだりして。

帰り道も泣いちゃって。

電車の中でも泣いちゃう。

マスクと眼鏡が手離せなくなって。

もうだめだ、もうだめだと言ってわーわー泣いていて。

一通り泣き終わってまたいつも通り仕事をし始めると

どどどどっと頭に浮かんできて

 

なるほどね!

なるほどね!

そういうことね!

 

となる。

 

理由だ。

答えだ。

概念だ。

手放せないものは。

 

これが手放せないから、閉じ込められる。

 

答えはない。

理由はない。

概念はない。

 

全部やめた。

考えるのをやめた。

答えを得ることをやめた。

 

すると、

ブワァっと、手足が温まってきた。

なるほどね、なるほど。

そういうことだった。

 

 

考えるから、解決しないんだ。

 

まとまらない。

とりあえず、ここまで。