ひとりごとと

見たものを、淡々と話すところ

あーうー合戦

中国人のAさんと話をしていたときのこと。

 

Aさんは日本語を勉強していて、

日本語に少しでも慣れたいということで

私と会話の練習をすることになった。

 

日本語の聞き取りはある程度出来るけど、

いざ話そうとすると、なかなか言葉が出てこない。

Aさんはなんとか自分の言いたいことを私に伝えようと身振り手振り、話しかけてくる。

私も必死になって彼女の言いたいことを理解しようと、前のめりになって話を聞く。

 

二人とも、すごく真剣。

 

すごく真剣なんだけど、

大の大人が二人して天井を仰ぎ見ながら

えぇ~あぁ~うぅ~と唸っては

言葉を絞り出しているのが

おかしくて、笑いそうになる。

 

初めて言葉を話そうとする赤ちゃんが

二人で会話にならない会話をしているような、

そんな感じ。

 

普段生活していても

こんなに必死になって”伝えたい!””分かりたい!”を

さらけ出しあうことはなかなかないから、

とても良い刺激になった。

 

伝えるって、難しい。

伝わらないことも多いし、その度にがっくりする。

それでも一所懸命なにかを伝えたくなるのは、

伝わったときの"嬉しい!"を、

お互いが知ってるからなんだろうな。