マドモワゼル・プリヴェ展2
ベージュのドレス。胸元にはスパンコールがびっしり
前回の
の続き。
場内はココ・シャネルの好きだった色で構成されていた。
ベージュ
黒
赤。
それぞれのコンセプトに合わせた
色のドレスが、展示されている。
上の写真は、ベージュのコーナーで見かけた、
レースとツイードをあしらったドレス。
フォルムは華やかなのに、
不思議と派手派手しくはなくて。
洗練されたデザインの
為せる技なのかなと思いながら、
何度も何度も見て回った。
胸元は総スパン。
それが、下の写真。
うーん、美しい。
スパンコールは、ラメ加工されているように見えた。
縦に連続して並べているだけでも、
こんなに華やか。
きっと肌馴染みも良いんだろうな。
びっしり埋める技法を習ったばかりだから、
今はこの"びっしり"が、とにかく気になる。
手作りの真骨頂。
その一部を見せてもらえたことが、
何より嬉しかったし、刺激になった。
同じ時間を生きた人々が、
手作りで作るものを見ること。
人の可能性を、信じさせてくれる時間だった。