バス停

バス停で、バスが来るのを待っていた。

木のベンチに座っていると、通り沿いを車がどんどん通り抜ける。

ちょうど私が座っているベンチと

車に乗る人の目線の高さが同じだから、

私はドライブスルーの注文を受けているような気持ちになりながら、走る車を見送った。

 

時間になってもなかなかバスが来ないので、

今度は通り過ぎる車のナンバープレートを見て

ゴロ合わせをする。

 

5050

コレコレ!

870

ハナレ!

6565

ロコロコ!

 

特に意味はないんだけど、

暑い中ぼーっとバスを待ってるより楽しい。

 

パトカーが、通り過ぎた。

プレートのナンバーは

"5032"

だった。

 

コロサズ!?