トレーニングの効果

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大学時代の友人たちとミニバンドを組んでいる。

秋にミニライブがあって、今はその練習中。

 

今回はサイドボーカルをやることになったので

練習してるんだけど、うまく声が出ない。

 

自信がないんだと思う。

良い声出さなきゃとか、

声がひっくりかえったらどうしようとか

頭でいろいろ考えてるうちに、

どんどん声が小さくなる。

 

なんとかしたい!

と思って、ちまたで流行っているらしいパワーブリーズを買ってみた。

 

元々はアスリートが肺活量を鍛えるための道具らしい。

たけどネットのレビューを見ていると、

歌がうまくなったとか、声が出るようになったとか言われている。

 

な、なんですと。

 

こういうのにすぐ乗せられちゃう。

決して安くない買い物だったけど、

ネットストアで購入した。

 

毎日朝晩1回ずつトレーニングして、

今日でちょうど1ヶ月。

確かに呼吸が深くなってる気がする。

吸う息も吐く息も、前より長くなっている。

 

良いぞ良いぞ。

肺が鍛えられている実感がある!

 

そして今日はバンドの練習日。

満を持してマイクの前に立った。

 

あれ。

声出てない。

 

そうだよね。

パワーブリーズのトレーニングはしたけど、

歌のトレーニングはしてなかったもんね。

 

楽して上手くなる方法なんてやっぱりないんだってことを、

1ヶ月かけて思い知らされたのでした。

 

 

 

懐かしいもの

満員電車に揉まれていたら、

懐かしいものを見かけた。

 

男の人が肩をすぼめながら読んでいたハードカバーの本。

その本にかけられた紙のブックカバーが、

地元にある本屋さんの初期に出されたデザインのものだった。

 

懐かしい!

カバーは確か、15年、20年前くらい前のものだと思う。

真っ白なカバーに、小さく店のモチーフが描かれている。

今は色もデザインも変わってしまって、

当時のおもかげはない。

 

ブックカバーは色あせてなくて、

真っ白いままだった。

ブックカバーには何筋も折り目がついていて、

本のサイズに合わせて使い分けているみたいだった。

なんて物持ちの良い人なんだ…!

 

懐かしいものを見ると、

体温がぶわっと一気に上がる。

その時の季節やにおいも、一緒になって蘇ってくる。

普段は思い出しもしないことが、

満員電車のこんな小さなきっかけで

急に"今"のものになるのがすごく不思議。

 

思い出も、記憶も。

自分では気づいていないけど、

いつかどこかで思い出されるのを、

頭のどこかでじっと待ってるのかもしれない。

塩こうじクッキー

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ほろほろしていておいしい

 

昨日話していた塩こうじクッキーを作ってみた。

 

薄力粉と卵黄とバターと砂糖、それに液体塩こうじをいれるだけ。

あとは混ぜてオーブンで焼いて、出来上がり。

 

こんなに簡単!なのに。

卵黄を入れ忘れ、塩こうじを入れ忘れ、

薄力粉も半分入れ忘れて最後にまとめてドバーっと全部入れた。

ちゃんと入れたのはバターと砂糖と薄力粉半分だけ…

どんだけぼうっとしてるんだか。

 

出来上がりは生地が分厚すぎて

ショートブレッドのようになってしまったけれど、美味しかった。

遠くでほんのり塩みがきいていて、砂糖の甘さと相まって、

優しい味。

 

あまじょっぱい生活は、まだまだ続きそう。

あまじょっぱい生活

最近液体塩こうじにハマっている。

 

前々からお肉の漬け込みに塩こうじを使ってたけど、

いざ焼くときになると焦げやすいのが気になっていた。

 

液体塩こうじで漬け込むとお肉が焦げないし、

何よりお肉がとても柔らかくなる。

液体塩こうじに漬け込んだ鶏肉を湯煎して放っておけば蒸し鶏にもなるし、

サラダに入れたり和え物に入れたり使い勝手が良い。

作るのが簡単だし、とにかく便利。

良いものを見つけた。

 

ネットでレシピを検索していたら、

"塩こうじクッキー"というのが出てきた。

美味しそうー。

塩○○、には弱いんだ。

 

塩バターパン

塩キャラメル

塩バニラアイス。

 

うわぁ。こうやって文字にするとますます食べたくなる。

明日、塩こうじクッキーに挑戦してみよう。 

 

 

あーうー合戦

中国人のAさんと話をしていたときのこと。

 

Aさんは日本語を勉強していて、

日本語に少しでも慣れたいということで

私と会話の練習をすることになった。

 

日本語の聞き取りはある程度出来るけど、

いざ話そうとすると、なかなか言葉が出てこない。

Aさんはなんとか自分の言いたいことを私に伝えようと身振り手振り、話しかけてくる。

私も必死になって彼女の言いたいことを理解しようと、前のめりになって話を聞く。

 

二人とも、すごく真剣。

 

すごく真剣なんだけど、

大の大人が二人して天井を仰ぎ見ながら

えぇ~あぁ~うぅ~と唸っては

言葉を絞り出しているのが

おかしくて、笑いそうになる。

 

初めて言葉を話そうとする赤ちゃんが

二人で会話にならない会話をしているような、

そんな感じ。

 

普段生活していても

こんなに必死になって”伝えたい!””分かりたい!”を

さらけ出しあうことはなかなかないから、

とても良い刺激になった。

 

伝えるって、難しい。

伝わらないことも多いし、その度にがっくりする。

それでも一所懸命なにかを伝えたくなるのは、

伝わったときの"嬉しい!"を、

お互いが知ってるからなんだろうな。

ちら見しおり試作

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この間話した "ちら見しおり"を、試しに作ってみた。

 

久々にアナログでお絵かき。楽しい。

この子の名前は"はげましくん"と言って、

”だれかをはげますような”と言う意味を込めている。

名前は友達とスカイプしている時に偶然生まれた。

 


今回ははげましくんにラミネート加工をほどこした。

ラミネート加工、学生の時流行ったなぁ。懐かしい。

ちょっと質感が冷たい感じに見えるから、

もう少し暖かい風合いが出ると良いな。

 

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ピースピース

 

使い心地はイメージ通り。
本を折り曲げると、ちゃんとちら見してる。

 

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ついでに本を閉じると、頭もちら見。

 

まだしばらくは試作が続きます。

 

 

 

 

マヨネーズ系の人

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昨日は嵐みたいな天気だった。
建物を出たらすぐに強い雨風を受けて、
あっという間にびしゃびしゃ。

台風が来た時、小学生がキャーキャー言いながら
歩いているのを見かけるけど、
あの気持ちはちょっとわかる。
冗談かと思うくらい雨風が強いと、
だんだん楽しくなって来て笑ってしまう。
小さい折りたたみ傘を盾にして風の吹く方に歩いていると、

何かと戦っているような気分になる。

 

折りたたみ傘といえば、

背の高い人は、雨風が当たる分量が

普通の人より多いんじゃないかと思う。

 

背の高い人の差す折りたたみ傘は
マヨネーズのキャップみたいなもので、
雨を避けられるのはせいぜい頭くらい。

傘からはみ出る部分が多いから、
雨が斜めに降ってきたら
胸から下はびしゃびしゃになる。

 

私も背が高い方だから、
折りたたみ傘を差すと、よくびしゃびしゃになる。

そういう時は

"私、マヨネーズ系だからなぁ"

って、思いながら歩く。

 

びしゃびしゃになっても、

少しは気が紛れる気がする。

しおりを使った意外な楽しみ方

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見てる見てる

 

本を読むとき、ゴマちゃんのしおりを使っている。

少年アシベに出てくるアザラシのゴマちゃん。

先日少年アシベ30周年記念の展覧会に行ったときに、買ったもの。

可愛いから使わずに飾っておこうかと思ったけど、

ものは使ってこそ活きる!っていう言葉を何かの本で読んだのを思い出して、

やっぱり使うことにした。

 

いざ使ってみると、本を折り曲げた時に

ちょうどゴマちゃんがこちらをちらりとのぞいているように見えて、

目が合うたびに、笑ってしまう。

可愛い。

キャラクターもののしおりを使えばこういう楽しみ方も出来るのね。

 

最近また絵を描き始めたので、お手製「ちら見しおり」でも作ってみようかな。

 

森を飛びぬけたカモ

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水に映る森

 

緑がたくさん見たい時に行く、ちかくの森。

大きな木が沢山生えている中を細い川が通っていて、

流れもそう激しくなくて、川に沿って歩いていると、すごく落ち着く。

 

普段はあんまり人がいないけど、さすがのゴールデンウィーク。

川沿いの道に列が出来るくらい、人が沢山いた。

 

すぐ前を歩く人がバニラのソフトクリームを食べていて、

前から風が吹くたびにバニラの香りがしてくる。

バニラの香りを嗅ぎながら、森を眺める。

なんとも不思議な感じ。

 

川の水はとても澄んでいて、流れる水をじーっと見ているだけでも清々しい。

森が鏡みたいに川の中に映し出されたのがきれいだったので、

写真を撮った。

 

 しばらく歩いていくと、川にカモがいた。

泳いでいるというより、ぷかぷかと浮いていた。

川沿いを歩く人たちがカモに気づいて集まってくると、

カモは森の奥の方に飛んで行った。

 

知らなかった。

カモって飛べるんだ!!

 

もう森の綺麗さとか川のせせらぎとかよりも

カモが飛べるってことに感動して、

妙にテンションが上がって、家に帰った。 

1時間だけの小旅行

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鎌倉の報国寺に行ってきた。

 

なんでこんな観光シーズンに来ちゃったんだろうと思いながらも、

緑に触れたい、竹が見たいと思ったから、勢いで。

 

鎌倉駅から観光客でにぎわうバスに揺られて、約10分。

本当にこんなところにお寺なんてあるのかと思いながら

前を歩く人たちについていくと、急に鳥のさえずりが聞こえてきた。

お寺は、思ったよりもこじんまりとしていて、

入口から吹いてくる風が冷たくて心地良かった。

 

受付で拝観料を払って竹の庭に行くと、

見渡す限り、竹、竹、竹。

青々とした竹が空に向かって力強く伸びていた。

 

竹って、こんなに伸びるのね。

びっくり。

 

人が多いので、竹林の間に敷かれた細い石畳の道を一列になって進んでいく。

前後を歩く人たちの竹に対する反応が

「この竹、かぐや姫出てきそう」とか

「これ、たけのこの里っぽい」とか

なんだか可愛い。

うんうん、分かる分かると心の中で頷きながら、

私も竹の写真をパチパチ撮っていた。

 

報国寺観光は10分程で終わり。

帰りに鶴ヶ丘八幡宮でお参りをして、

おみやげに、鳩サブレーを買って帰った。

コテコテの観光コース。

 

ここ最近は自然と触れ合う時間があまり取れていなかったから、良い気分転換になった。

1時間だけのミニミニ旅行だったけど、

大満足、でした。